(キムチ・担々麺・激辛 その25)○ 「日清のラーメンDX 激辛 台湾ラーメン」(日清)サークルケーサンクスと日清の協同企画である日清フェアで誕生した日清のラーメンDXから、思いっきり辛くて汗が噴き出てきそうな激辛台湾ラーメンの登場です。 鶏ガラベースに唐辛子の効いた激辛スープ!といったことが書いてありました。台湾ラーメンといえば名古屋発祥の激辛ラーメンなので間違いなく辛さを楽しめそうです。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると解るくらいのほのかな鶏ガラスープの香りと唐辛子の香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。醤油味の鶏ガラスープといった基本的な味わいに唐辛子の辛さが加わった感じで脂っこさやくどさが無いので辛くても飲みやすいです。 具は挽肉、ニラ、レッドベルペパー、長ネギの4種類となっており、挽肉はしっかりと味付けされているのがよく解り、ニラは噛めば噛むほど風味が広がってきます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかさと滑らかな舌触りを楽しむことができるとともに、スープがよく絡むので麺そのものも辛く思えてしまいます。 スッキリとしているのに辛くて汗が噴き出てくるスープをボリュームのある麺と一緒にいただくことができる一品。台湾ラーメンデビューには丁度良い一杯ですね。 ○ 「凄麺 豚味噌RED 豚骨辛味噌」(ヤマダイ) 独自製法のノンフライ麺で本格的な美味しさと食感を届けてくれることでお馴染みとなっている凄麺シリーズから豚味噌RED豚骨辛味噌が登場しました。 唐辛子食べましょう!!といった聞きなれないことが書いてあるとともに大変辛い商品ですご注意くださいということも書いてありますが、どのくらい辛いのでしょうか。 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。唐辛子臭が一杯かと思いましたが本格的な味噌の良い香りがしました。 早速、スープを一口いただきます。甘酸っぱい味噌の味わいがあると感じた瞬間に唐辛子のキレのある辛さが伝わり、豚骨の風味を確かめる前に汗が噴き出てきますね。 具は挽肉、唐辛子、ニンニク、ゴマ、長ネギの5種類となっており、何といっても唐辛子の大きさと量の多さにインパクトがあるので他の具材を味わう余裕がありません。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りとコシの強さというのを楽しむことができるとともに、唐辛子が染みているような味わいとなっています。 味噌の風味と唐辛子の辛さの醍醐味を楽しむことができる一品。舌が痺れて汗が噴き出てくる辛さとなっていますが、旨みも伝わってくるので癖になりそうな一杯です。 ○ 「大盛りラーメン 豚キムチ」(トップバリュー) 庶民の味方であるイオンのプライベートブランドといえばトップバリューなのですが、そのトップバリューのカップ麺に大盛りシリーズの豚キムチが登場しました。 大きいサイズのカップ麺が欲しかった。といった客の声に応えたものということで従来の縦型ヌードルより麺が3割増量されたということですが味の方はどんな感じか。 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味オイルを入れてよくかき混ぜれば完成。思っていた以上に本格的なキムチの良い香りが漂ってきた食欲をそそられるといった感じです。 早速、スープを一口いただきます。豚のエキスが詰まっているのがよく解る味わいとなっており、キムチの風味とピリッとした辛さも丁度いいので美味しくいただけます。 具は豚肉、白菜キムチ、長ネギの3種類となっており、豚肉は柔らかな食感と醤油ベースの味付けがとても良く白菜キムチは食感と甘さというのを楽しむことができます。 麺はボリューム満点のスナック麺タイプとなっており、とても柔らかいのですがキムチと豚のエキスがしっかりと染みているような感じなので美味しくいただけますね。 キムチのピリ辛感と風味の良さとともにボリュームのある柔らか麺を楽しむことができる一品。キムチの風味の良さはプライベートブランドの域を超えています。 ○ 「一風堂×蒙古タンメン中本 海鮮辛豚骨」(日清) 東京ラーメンショー2011企画、奇跡のコラボの第2弾としてまたまた人気ラーメン店である一風堂と蒙古タンメン中本が共同開発したカップ麺が登場しました。 以前にも両店の共同企画として黒辛味噌豚骨を出したのですが今回は海鮮辛豚骨です。お互いに持っている良いところがどんな感じで合わさっているのか楽しみですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けて辛旨オイルを入れてよくかき混ぜれば完成。思ったよりも海鮮や豚骨の風味は漂ってこないのですが、唐辛子の辛そうな風味がしてきます。 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にキレのある辛さが伝わってくるとともに豚骨エキスのマイルドな味わいが解る感じで海鮮の風味は控えめですね。 具はイカ、タマゴ、ニンジン、モヤシ、キャベツ、キクラゲの6種類となっており、イカは噛みしめると海鮮の風味が広がり、キクラゲは大きくて歯ごたえがあります。 麺はノーマルタイプのどちらかといえばストレート麺といった感じで、柔らかさの中にも芯が通っているような食感となっており、スープもしっかりと絡む美味しさです。 辛さとエキスが詰まったマイルドな舌触りのスープとバラエティな具材の組み合わせを楽しむことができる一品。海鮮と豚骨が強い主張をしていない程良さが良いですね。 ○ 「シェラトン都ホテル東京 担々湯麺」(エースコック) シェラトン都ホテル東京のレストラン四川のシェフで、現代の名工と言われている橋本暁一氏が監修したカップ麺の登場。その名はシェラトン都ホテル東京担々湯麺です。 四川料理の極意である麻・辣・酸を効かせた辛さと酸味が決め手の看板メニューということで、かなり本格的な雰囲気が漂っていますが、はたしてどんな味わいなのか。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープと調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。ゴマの風味を中心とした担々麺ならではの本格的で食欲をそそる香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。ゴマのコク深さがすぐに伝わってくるとともに酸味と痺れるような辛さも追いかけてくる感じで、飲めば飲むほど癖になりそうです。 具は挽肉、チンゲンサイ、ゴマ、長ネギの4種類となっており、挽肉はスープに負けないくらいにしっかりと味付けがなされ、長ネギは大小の大きさで風味が良いですね。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、細めということで濃いスープでもすすりやすいだけじゃなくコシの強さもしっかりとしているので、美味しくいただけます。 普通の担々麺と違って酸味と辛さがしっかりと主張しているスープが特徴的な一品。このような味付けなのに美味しく思えるとはさすが現代の名工だなと感じました。 ○ 「凄旨 炎のラーメン ~醤油の章~」(ヤマダイ) 凄麺シリーズとは違って登場頻度が少ないのですが、登場するたびに強烈なインパクトを残してくれる凄旨シリーズから炎のラーメン醤油の章の登場です。 以前に味噌の章をいただいたのですが、それはなかなかの辛さでした。今回も激辛ということで注意書きが書いてありますので、かなりの覚悟をしなければなりませんね。 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから粉末スープと調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。唐辛子とニンニクの混ざった食欲をそそる香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。とろみがあって意外とサッパリとした感じなのですが、直ぐにキレのある唐辛子の辛さが解るとともに舌や喉が痺れる感じとなります。 具は豆腐、ニンニク、ニラ、キャベツ、キクラゲ、唐辛子の6種類となっており、豆腐は舌の上でとろけるような食感でニンニクは口一杯に風味が広がる美味しさですね。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りと細めということでとろみのあるスープとよく合うのがよく解り、コシの強さもまあまあとなっています。 薄口の醤油でサッパリとしていることに加えて辛さととろみのあるスープがとても印象に残るような一品。汗が噴き出てくるくらいの辛さですが癖になりそうな一杯です。 ○ 「ステキな金縛り公開記念 ステキな麻婆豆腐味ラーメン」(エースコック) 三谷幸喜氏が脚本と監督を手掛けたステキな金縛りという映画の公開を記念して企画されたカップ麺の登場。同氏プロデュースのステキな麻婆豆腐味ラーメンです。 落ち武者が裁判の証人になったりするといった映画なのに何故に麻婆豆腐味をチョイスしたのかよく解りませんが、間違いなく寒い季節にはもってこいといった感じです。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。思っていたよりも本格的な香辛料の香りが漂っており、辛そうなスープが目の前に現れました。 早速、そのスープを一口いただきます。ちょっとしたとろみを感じる口当たりとなっており、醤油と味噌を合わせた味付けにキレのある辛さが加わっていて美味しいです。 具は挽肉、豆腐、唐辛子、赤ピーマン、長ネギの5種類となっており、挽肉は柔らかくてやや薄味なのでスープとよく合い、豆腐は滑らかな舌触りと柔らかさがあります。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、程良いコシの強さがスープのとろみと一緒になると絶妙な食感を生み出してくれるとともにボリューム感も十分です。 麻婆豆腐ならではのとろみと辛さをボリューム感あふれる麺とともに楽しむことができる一品。後に引かない味わいとなっているので最後まで美味しくいただけます。 ○ 「担担麺」(トップバリュー) 庶民の味方であるイオンのプライベートブランドといえばトップバリューなのですが、そのトップバリューの縦型カップ麺に新たに担担麺が加わりました。 山椒と唐辛子のきいた担担スープに、よくからむ細麺といったことが書いてありました。プライベートブランドで本格的な風味と味わいを堪能できるのか期待してみます。 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。このシリーズとして珍しく調味油が添付されているだけあって山椒とゴマの混ざった香りがします。 早速、スープを一口いただきます。意外とサッパリとした味わいとなっていますが、風味の良さとキレのある辛さはまさに担担麺といった感じでなかなかの美味しさです。 具は挽肉、チンゲンサイ、唐辛子の3種類となっており、挽肉は柔らかくて薄めの味付けとなっていて、チンゲンサイは風味と食感が本格的なので美味しくいただけます。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、細めということでとてもすすり易さがあるとともに、まあまあの芯の強さがあるので時間があっても柔らか過ぎません。 ほど良い風味とキレのある辛さのスープと細麺のコラボを楽しむことができる一品。リーズナブルでここまで仕上げているのであれば十分に満足することができます。 ○ 「韓国 味噌チゲ風 ラーメン」(サンヨー食品) キムチや肉に魚介類等を煮込んで作った韓国の鍋料理としてお馴染みとなっているチゲ。そんなチゲ鍋をイメージして登場したのがこの味噌チゲ風ラーメンです。 コチュジャンの辛みと赤みそのコクがある味噌チゲ風スープといったことが蓋に書いてありました。辛くて美味しい本格的な韓国料理を味わうことができれば良いですね。 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。書いてあるとおり、コチュジャンと味噌の混ざった香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に味噌の甘さを感じたと思ったら、直ぐにコチュジャンのキレのある辛さが舌から喉にかけて攻めてくる感じがします。 具は豆腐、タマゴ、ニラ、長ネギの4種類となっており、ニラは噛むほどに特有の風味が口一杯に広がり、豆腐は滑らかな舌触りと大豆の旨みというのを楽しめます。 麺はノンフライの気持ちストレート麺となっており、滑らかな舌触りとモチモチとした食感を楽しめるとともに、スッキリとした味わいがスープによく合う感じがします。 コチュジャンと味噌と魚介の風味が絶妙に合わさっているのに加え辛さを堪能することができるスープが魅力的な一品。スポーツをした時のように心地良い汗をかけます。 ○ 「ごつ盛り ピリ辛 チゲラーメン」(マルちゃん) リーズナブルでお腹いっぱいになるまで美味しく食べることができるカップ麺としてお馴染みのごつ盛りシリーズ。そのごつ盛りからピリ辛チゲラーメンの登場です。 大盛りサイズのカップ麺としていろんな味を届けてくれましたが、今回は白菜とタラの旨みが利いたピリ辛スープということで鍋のような美味しさを楽しめそうですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると解るくらいの唐辛子の香りがするとともに油揚げ麺特有の香りも確認できるといった感じです。 早速、スープを一口いただきます。脂っこさが全く無いので口当たりはスッキリとしており魚介とキムチのエキスが染みているような味わいでキレのある辛さもあります。 具はタラ、ハクサイ、長ネギの3種類となっており、タラは切り身なので小さめなのですがスープや麺と一緒にいただくとその存在感と美味しさがしっかりと解ります。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、このタイプの麺としては芯の強さがしっかりとしているので喉越しの良さがあり、ボリューム感もさすがごつ盛りです。 キレのある辛さだけではなくタラとハクサイの美味しさも心地よく堪能することができる一品。まるで鍋を楽しんでいると思わせるような美味しい一杯となっています。 |